猟銃許可証や狩猟免許の取得費用はいくら?クレー射撃の費用も紹介!

「猟銃所持はお金がかかる」
「クレー射撃は金持ちの趣味だ」
皆さんも一度はこのフレーズを聞いたことがあると思いますが、果たしてこのイメージはどこから来たのでしょうか。

確かに釣りやゴルフといった許可の必要のない趣味と比べると許可制である猟銃に関する趣味は余分な出費があることは確かです。

しかし、クレー射撃や狩猟は一般庶民でも十分楽しめる範囲の趣味です。

ここでは猟銃所持許可に必要な費用や狩猟免許、クレー射撃にかかる費用について大まかに紹介していきます。
詳しい内訳についてはそれぞれの取得時の解説に掲載していますのでそちらをご覧ください。

猟銃所持許可証の取得にかかる費用

結論から申し上げますと猟銃所持に至るまでに必要な経費は約80,000円です。

ちなみに、この80,000円は猟銃の値段などを除いたもので、講習代や書類代のみの金額です。

約80,000円で日本で猟銃が所持できて、クレー射撃ができるようになるわけですが、この費用が高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれかとおもいます。

この80,000円についての細かい内訳については「猟銃所持許可にかかる費用はどれぐらい?」にて詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。

狩猟免許にかかる費用

狩猟免許にかかる費用は約10,000円~40,000円程度です。

金額に非常に開きがありますが、じつは狩猟免許は4種類あり費用も受ける試験数によって大幅に変わります。

詳しい内訳については「狩猟免許にかかる費用はいくら?意外と安く取れる狩猟免許」にて解説していますので、そちらをご覧ください。

クレー射撃にかかる費用

最後にクレー射撃にかかる費用です。

クレー射撃で発生する費用は実包(弾)代とクレー代と射撃使用料の全部で3つです。

それぞれの金額についてはクレー射撃に使用する実包(弾)は1発40円程度。
仮にアメリカントラップという競技に参加した場合、全部で25枚のクレーを撃つことになりますが、クレー1枚も約40円程度です。

アメリカントラップの場合は1枚のクレーに対して2発まで射撃することができますが、全て1発しか撃たなかった場合

実包(弾)代:40円 × 25発 =1000円
クレー代  :40円 × 25枚 =1000円
射撃場使用料:600円(射撃場による)
合計:2,600円
となります。

人にもよりますが、一般的には3ラウンド(上記を3回分)も撃てば満足できますので、一回のクレー射撃にかかる費用は約1万円と言ったところです。

ポイント

・猟銃所持許可証は約8万円で取得可能
・狩猟免許は4種類あるので金額に大きな差が発生する。
・クレー射撃は1回行けば大体1万円ぐらいの出費となる。